赤ちゃんやペットがいると、普通以上にダニ対策に気を使いますよね。

ダニ被害は避けたいけど、どんな対策をすればいいのかわからないという方にのために、赤ちゃんやペットがいても行えるダニ対策についてご紹介いたします。

 

避けたい方法

 

ダニ対策としてまず思い浮かぶのがダニ駆除剤と言われる殺虫剤ですが、赤ちゃんやペットがいる空間で殺虫剤を使うと、なめてしまったり肌に付着したりして別の健康被害が起こる可能性もあるので避けた方がいいでしょう。

 

また、ダニの死骸や糞を取り除くのに効果的な掃除機ですが、排気によってほこりなどが舞い上がり長時間浮遊し続けるので、空気清浄機などを活用するか換気をしっかりと行いましょう。

その間、赤ちゃんやペットには別の部屋で待っていてもらうようにするのがいいでしょう。

 

赤ちゃんやペットがいる家でのダニ対策

 

できるだけ薬剤などを使用しない方法で対策するのがオススメです。

最近ではオーガニックのダニ除けスプレーなどもありますので活用してみてください。

 

また、赤ちゃんが長い時間を過ごす布団は、乾燥機を使用することでダニを退治することができます

乾燥させた後は掃除機で死骸や糞をしっかりと取り去りましょう。

 

最近では、ダニを一箇所に寄せ付けてそのまま廃棄することができるダニ取りシートなども注目を集めています

ダニ取りシートの多くは、ダニの好む成分などでおびき寄せ中に閉じ込めてしまうというものです。

しかし、集まってきたダニは生きていますしその中で繁殖してしまうこともあるので、ダニを集めるだけでなく死滅させる働きがあるものを選ぶようにするのがオススメです。

ダニ取りシートは置くだけなので手軽ですが、使用期限が決まっているので期限が近づいたら早急に廃棄して新しいものに取り替えてください。

 

フローリングはダニが入り込む場所がないので、表面を雑巾やフローリングシートで拭き取ることで十分対策できます。

掃除機をかける場合には、なるべく吸引力の高い掃除機で、ゆっくり丁寧に行ってください。

 

 

普段の生活や掃除などで舞い上がったほこりやダニの死骸等のアレルゲンはカーテンにも付着しています

窓を開けた際などに室内に再飛散して赤ちゃんが吸い込むこともあるので、定期的に取り外して洗濯を行うようにしましょう。

 

ダニを増やさないために

 

発生してしまったダニを退治するのはもちろんですが、そもそもダニを大量発生させないような対策も重要です。

ダニの多くは家の中の食品や人の垢、フケ、他のダニなどを餌にしています。

ダニが繁殖してしまう原因となる餌をなくすためにも、こまめな掃除を行いましょう。

掃除機がけだけでなく、拭き掃除を行うことで埃などをきれいに取り去ることができます。

 

また、高温多湿で空気の流れが悪い環境を好むので、定期的に室内の換気を行ったり、タンスや押入れの中を開けて風通しをしてください。

 

お布団は起きてすぐにたたんで押入れに入れるのではなく、寝ている間の汗などの湿気を取るために1〜2時間程度経ってからしまうようにするといいでしょう。

定期的に天日干しもするとより効果的です。